お墓参りの疑問にお答えします!すごい効果もご紹介

こんにちは!!


お墓参りについて疑問・お悩みありませんか??そのような方に向けてお墓参りについてまとめました。
この記事は以下のようなお悩みを解決します! 

  • お墓参りの方法がわからない
  • 最近お墓参りに行けていない、体調や諸事情にいけない大丈夫かな?
  • お墓参りでやってはいけないことはあるの?
  • お墓参りってどんな意味があるの?

お墓参りの方法、必需品をまとめました

順序

1.まずは挨拶
まず、本堂のご本尊さまへ合掌礼拝をします。その後にお墓へ参ります。
お墓の前で合掌礼拝しましょう。
2.掃除挨拶が終われば掃除をします。
周辺の掃除からはじめ、雑草などが生えていたら取り除きます。
水鉢、花立て、線香台、などもきれいに洗っておきます。そして最後に墓石をきれいに洗います。

3.お供え
掃除が終わったら、墓石に水をかけ、新しい水をたっぷり入れた花立てに持参した花を入れ供え、水鉢にも水を入れます。半紙を敷きそのうえに供物を供えます。

4.お参り
お供えが済んだら、お参りです。ロウソクに火を灯し、お線香をあげ、一人一人順番に合唱礼拝、十念を称えます。浄土宗の場合は南無阿弥陀仏と10回。
5.後始末
お参りが済んだら火を消し、供物を皆で分けて、持ち帰りましょう。食べ物の場合、カラス等に荒らされたり、腐ったりするので、必ず持って帰るようにします。お墓参りの後にも再度ご本尊さまにもご挨拶、合掌礼拝。

お墓参りに用意するもの

お墓参りには大切な3つの道具あります。それは「三具足」といい、お花、ロウソク、線香の3つが特に大切になります。
お花は、慈悲の心を表しています。お花をもらって嫌な気持ちをするひとはいないと思います。相手を思っている、寄り添っている、大切にしているといった心を表しているのがお花です。

ロウソクは、智慧の光を表しています。真っ暗な所だとどっちに何があるのかわからない、なにか障害物がありまっすぐ進めない、どこに行けば分からない状況でも、ほんの少しの光があればその障害物をさけたり目印として進めたりします。小さくてもいいから光をともすこと。つまり智慧をもつことです。

線香は、心の浄化を意味しています。線香は、焼香のお香を棒状にしたものです。香は心身を清らかにしその香りは広くいきわたり、仏の教えを広める意味があります。
また、私たちは、日ごろ心の中、頭の中で色々と考えます。そうすると、頭の中、心の中に貪瞋痴が渦巻いていきます。 お香をつまんで額に頂いてそのような貪瞋痴を香に吸着させて浄梵する。
故人を思う気持ちもそこにのせる。そしてそれが良い香りになって周りに広がっていくわけです。そして自分の心が浄化され優しい気持ちになれるのです。

三具足の他に必要なもの

  • 数珠
  • 袈裟
  • 供物(生前好きだったお菓子、飲みもの、愛用品等)
  • 半紙(供物を供える下敷きに使います)
  • ライター、マッチ

最近お墓参りに行けていない、体調や諸事情にいけない どうしたらいいの

お墓参りに行けていないからといってバチがあったり、災いが起こったりすることはありません。先祖はそんな邪悪なものではないと思います。ですからそのような心配はされなくて大丈夫です。
基本的には減点方式でなく加点方式で考えてもらえればと思います。
全く先祖のことを考えず放置している状態が0として、先祖のことを思い出す、最近お墓参りにいけていないなと思うだけでプラスです。そのような思いを抱くときは穏やかな気持ちであったり、優しい気持ち、先祖への感謝の気持ちがある時です。それだけでも加点になります。
もし、理由があっていけない場合は、仏壇に手を合わせる。仏壇が無ければ故人を思って手を合わせる、そのようにしていただけたらと思います。

お墓参りでやってはいけないこと

一番やってはいけないことはめんどくさい、煩わしいといった思いを持ちながらお墓参りをすることです。このような気持ちでお参りするぐらいならしない方がましかもしれません。
それ以外のダメな行為というのは特になく、お墓にダメージがあったり他の方の迷惑になるような行為ぐらいかなと思います。
具体的には、
・お酒やジュースなどの飲み物を墓にかける。お酒やジュースをお墓にかけるのはNGです。ドラマやマンガで、お酒の好きだった故人のお墓に日本酒の一升瓶をかけるというシーンが見ありますが、絶対にしないでください。虫がよってきたりお墓の劣化につながります。
・お供えを置いて帰る。お供えを置いて帰るのも好ましくありません。酒類、ジュース、お菓子をお供えすることは、問題ありませんが置いて帰るのはよくありません。ホームレスが持ち帰ったり、カラスが集まったりします。

お墓参りの目的とすごい効果

お墓参りの目的は、先祖の供養を通して、先祖、両親、自分の周りの人、生きとし生けるもの全てに感謝の心をもち、自分自身を見つめなおし、心を育てることです。
皆さんがご先祖さまに対してお供えをしたり、祈ったり、善い行いをすることを追善供養といいます。この世に身体の無いご先祖様は、この世では何も出来ない状態です。だからこそ残された私達が代わりに善い行いをし、心を養う。そして、その養った慈悲の心、功徳、をご先祖様にお供えします。それが供養です。養って備えるから「供養」なのです。

 お墓参りは、故人への感謝の気持ちを改めて意識し、故人との思い出を振り返ることにより感謝や愛情を深める機会になります。亡き人の好きだったものを供えてあげたい、故人が安らかになれるようにお経をあげたい、何かをしてあげたい、と考えながら供養をする事で故人を思い出し感謝の気持ちが湧いてくるはずです。

今の自分がいるのも両親のおかげです。そんな両親にも当然同じように両親がいます。先祖、両親がいたからこそ今の自分があるという事を思い出してください。先祖、故人を思い出して振り返る事も供養となりお墓参りの目的です。

まとめ

ご先祖様、亡き人を思って墓参りをすると、遺族の心が育っていきます。
その人が、その家が、その人の周りが繁栄したりより良い環境になる。そんな姿をみてご先祖が喜ぶ。それがお墓参りの目的でもあり、先祖にとっての一番の供養です。

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