實相寺の年間行事
春季彼岸会法要(3月)
当山の春のお彼岸は毎年春分の日に厳修します。彼岸の中日の日にあたります。
「彼岸」とは、私たちが生きる、苦しみに満ちたこの世界(此岸(しがん))とは対照的な、向こう側の世界、つまり極楽浄土を意味します。
浄土宗では、「極楽浄土のある西の彼方に沈みゆく夕日を観て、浄土を想え」との修行法(日想観)が説かれます。春分・秋分の日には太陽が真西に沈むことから、極楽浄土への憧憬(しょうけい)を新たにし、そこに先立った先祖を供養するのに最も適した時期として、平安時代以降、盛んになったとされています。
盂蘭盆施餓鬼法要
一般には、「お盆」と言われ、毎年7月13日から15日(地域によっては8月13日から15日)までの3日間祖先の御霊をまつり、その冥福を祈る行事で、また「魂祭り」「お精霊祭り」とも言い、 その由来は「盂蘭盆経」というお経によっています。 梵語ウランバナの音訳、「逆さまに吊されるような苦しみ」を除くという意味の行事です。
お盆は、お彼岸とならんで昔から行われている大切な仏教行事の一つです。また正月とともに1年の大切な区切りであり、多くの親類縁者が顔を合わせ、大切な方々との「つながり」を再確認する機会とも言われております。
秋季彼岸会法要(9月)
当山の春のお彼岸は毎年春分の日に厳修します。彼岸の中日の日にあたります。
「彼岸」とは、私たちが生きる、苦しみに満ちたこの世界(此岸(しがん))とは対照的な、向こう側の世界、つまり極楽浄土を意味します。
浄土宗では、「極楽浄土のある西の彼方に沈みゆく夕日を観て、浄土を想え」との修行法(日想観)が説かれます。春分・秋分の日には太陽が真西に沈むことから、極楽浄土への憧憬(しょうけい)を新たにし、そこに先立った先祖を供養するのに最も適した時期として、平安時代以降、盛んになったとされています。